こんにちは、肉われ先生です!
筋トレなどでできる肉割れと妊娠線との違いは何なのでしょうか。肉割れも妊娠中にできる妊娠線も見た目は とても似ています。もしかしたら同じものなのではないかと思っている人もいるでしょう。
その疑問を解決するためにも、この記事では肉割れと妊娠線との違いをわかりやすく解説します。
【結論】筋トレ肉割れと妊娠線との違いはほとんどない
筋トレ肉割れと妊娠線には実は違いがほとんどありません。以下のように基本的には同じと思って差し支えないでしょう。
肉割れも妊娠線も真皮の断裂
肉割れも妊娠線も医学的には真皮の断裂なので同じです。真皮とは皮膚の表皮の下にある 層で、コラーゲンやエラスチンなどによって皮膚の弾力や潤いを司っている部分です。真皮 は表皮に比べて横方向に引っ張ると切れやすい構造を持っています。
筋トレで筋肉を肥大 させたり、妊娠でお腹が大きくなったりすると横方向に皮膚が引っ張られて、真皮が断裂し て肉割れが起きます。
症状も肉割れと妊娠線で同様
肉割れと妊娠線は症状も同様です。発症したときには皮膚に⻲裂ができたような線ができ ます。最初は赤い線やピンクの線ができますが、しばらくすると色が薄れていって肌の色よりも白くなるのが一般的です。
肉割れも妊娠線も⻲裂の部分が凹んだ状態になります。
基本の予防・対策も同じ
予防や対策の方法についても肉割れと妊娠線との違いはありません。肉割れも妊娠線も真 皮が断裂して起きる点は同じだからです。断裂するような大きな負荷をかけないようにすることや、真皮の柔軟性を高めることが重要になります。
筋トレなどの肉割れと妊娠線との違いの詳細
肉割れと妊娠線との違いはまったくないわけではありません。肉割れと妊娠線では原因や 発症範囲に違いがあります。ここでは肉割れと妊娠線との違いについて詳細を掘り下げて 紹介します。
妊娠線は妊娠に伴う肉割れ
妊娠線は妊娠してお腹の中で胎児が成⻑したのが原因で起こる肉割れです。一般的な肉割れは妊娠だけが原因ではなく、筋トレのし過ぎで起きることも、成⻑期に自然に起きてしまうこともあります。
肥満が原因で肉割れができる場合があるなど、原因は1つに限りません。 妊娠がかかわったときにだけ妊娠線と呼びます。
肉割れする部位の範囲の違い
一般的な肉割れと妊娠線では症状が出る範囲が違います。
妊娠線の部位
妊娠線は基本的にはお腹周りで起こりますが、バストや太もも、お尻などにもできることも あります。お腹の中の胎児が大きくなることでお腹の皮膚が伸ばされるだけでなく、バストアップや骨盤の開きによっても脂肪が増えやすくなるためです。
肉割れの部位
肉割れは腹部に限らず、さまざまな部位で起こります。筋トレをしているときには負荷をかけている部位で起こりやすいですが、肥満が原因のときには下腹部や太ももなどの脂肪が 溜まりやすい部位で肉割れができる傾向があります。
妊娠線が他の原因で悪化する場合がある
妊娠線は肉割れの一種で、他の原因があると悪化することは否めません。筋トレで腹筋を鍛 えていたり、肥満でお腹の脂肪が増えていたりすると妊娠線ができやすくなります。もとも と痩せていた人が妊娠による影響で太ってしまうと、腹部に肉割れが起こりやすくなりま す。
まとめ
肉割れと妊娠線との違いが理解できたのではないでしょうか。妊娠線も肉割れの一種です が、妊娠してお腹が大きくなったのが原因で腹部などに肉割れが起きることを指します。
筋トレや肥満などによって肉割れができるときもありますが、皮膚に起きている現象は妊娠線の場合と同じです。症状や予防法にも違いはありません。筋トレによる肉割れでも、妊娠時の妊娠線でも同様に皮膚の乾燥を防ぐためのケアが大切になってきます。
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